この夏デビューアルバムをひっさげ本格的に米国に進出する韓国歌手SE7EN(セブン)が、米ロサンゼルス・ハリウッドの有名クラブ<ハイランズ>で2日、プレビューパーティーを行った。
 
正式のアルバムリリースを前に、音楽ファンの反応を見て市場での可能性を打診するとともに、レコード会社を決定するため、現地音楽業界関係者へのお披露目を兼ねたステージだ。プロデューサーのロドニー・ジャーキンス(ダークチャイルド)、50CENT、エミネムらが所属するレコード会社の<インタースコープ>、<ソニーBMG>などの関係者が出席し、2500人の観客が押し寄せた。アルバム収録曲から『You Got Me Now』『Money can’t Buy Me Love』『Girls』3曲を華麗なダンスとともに披露したSE7ENは、流ちょうな英語で「きょうは米国での初舞台。ぼくにとってはとても大切な日です」とコメントした。

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この日はライブに先立ち、現地メディアとの記者会見も行われ、SE7ENは通訳を介さずに英語で質問に答えた。マイケル・ジャクソンのミュージックビデオにはまったのがきっかけで、中学生のころに現在の所属事務所に練習生として入り、2003年にデビューしたと自己紹介し、「アジアの歌手が米国に進出することは余りないことで肩が重いが、プレッシャーよりも期待感の方が大きい。5年前にデビューしたときのような感じだ」と語った。

また、アジアの歌手に対する偏見は存在するが、自分のアルバムでは米国の音楽を取り入れており、アジアの歌手という偏見を破ることができると思っていると自信を示した。アルバム制作は順調で作業は楽しく、著名なプロデューサーたちに音楽的、人間的に多くのことを学び、時間とともに成長していることを体で感じたと振り返った。アルバムの販売数やチャートは重要ではなく、これから先、米国に進出する歌手たちのための足場となり、自分の音楽をたくさんの人に聞いてもらうことが目標だと強調した。

準備過程で最も苦労したのは言語の問題だと紹介した。4~5か月間は毎日3~4時間英語の勉強をしたといい、レコーディングでは発音と歌詞の意味を勉強するのにかなりの時間がかかったと打ち明けた。しかし、歌手は音楽で語ることができるという長所があり、音楽で自分の思いを伝えることができれば、英語の壁を越えることができるはずだと語った。
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