21日、韓国放送局JTBCの報道によると、保健福祉部は今月20日、専門家諮問会議を開き、ペインバスター本人負担率を現行80%から患者がすべて費用を負担するという決定を下した。
これに先立ち福祉部は、先月3日~10日「療養給与の適用基準および方法に関する詳細事項」を一部改正すると予告し、7月から施行すると明らかにした。この指針には帝王切開など分娩時に無痛注射と「ペインバスター」と呼ばれる局所麻酔剤投与法を併用できないという内容が含まれ、妊婦を中心に大きな反発を呼んだ。また、ペインバスターの本人負担率を現行80%から90%に上げる内容も含まれた。
これに福祉部は、今月11日説明資料を提出し「当初行政予告案は(無痛注射とペインバスター中)1種だけを使用するようにしたが、2種の併用は可能だが患者本人が負担する方向で検討する」と一歩退いた。以後専門家の検討を経て無痛注射とペインバスターの併用を現行のとおりとするが、患者負担を既存の80%から100%に増やしたのだ。
一方、妊婦コミュニティなどでは患者負担が増えることに対する批判が続いている。ある子育てカフェでは「7月出産予定なのに、なぜ今までなのか」、「100%自己負担にしたことに怒りを覚える」、「低出生が深刻だと言いながら、より良い方向に改善してくれないどころか迷惑」という反応を見えた。
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