サムスン電子、次世代インターフェース「CXL」のテスト環境を構築=韓国
サムスン電子、次世代インターフェース「CXL」のテスト環境を構築=韓国
サムスン電子は、次世代インターフェース「CXL(コンピュート・エクスプレス・リンク)」を使ったインフラ環境を、自社施設「サムスン・メモリー・リサーチ・センター(SMRC)」内に構築したと発表した。これに先立ち同社は、米ソフトウェア企業レッドハット製品を使用しCXLメモリーの動作について実証を済ませていた。

これによりSMRCでは、サムスン電子のメモリー製品を搭載した同社の顧客が、自社サーバーのハードウェアとソフトウェアにおける最適な組み合わせを分析し、その性能を評価でできるようになった。レッドハット本社に製品を送り、テストを繰り返す過程を短縮できる。

サムスン電子とレッドハットは、ハードウェアだけでなくソフトウェア技術においても協力し、CXL市場をリードしている。5月には米国デンバーで開催された「レッドハット・サミット2024」で、企業用リナックス「レッドハット・エンタープライズ・リナックス9.3」を使ったサーバーに、サムスン電子のDRAM「CMM-D(CXL Memory Module-DRAM)」を搭載し、「深層学習レコメンドモデル(DLRM)」の性能を向上させる試演を行った。

迅速なデータ処理と人工知能(AI)による推論や加速化が可能となり、顧客は設備投資なしで優れた性能のAIモデルを構築できるようになる。


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