緊急経営を開始したロッテ免税店、人員削減や売り場面積の縮小などを実施=韓国
緊急経営を開始したロッテ免税店、人員削減や売り場面積の縮小などを実施=韓国
ロッテ免税店が緊急経営体制に突入した。同社のキム・ジュナム代表は「物価高とウォン安、市場の急速な変化などで成長が止まり、収益性が悪化している。経営改善のための措置として、組織の再編で経営効率を高め、商品の原価とコストを総合的に管理することで収益の安定化を図る」と述べた。

組織のスリム化を通じて迅速な意思決定プロセスを構築し、全役員の給与を20%削減。全社的な人員削減と実績を向上させるための教育を並行して行うことで、生産性を高めるとしている。

緊急経営体制の最初の一手として19日、ソウル市チャムシル(蚕室)にあるロッテ免税店ワールドタワー店のタワー棟売り場の面積を縮小することを決定した。同店タワー棟売り場は、中国人観光客の増加とワールドタワーへの訪問客増加を受け2017年6月、4599平方メートル規模で拡大オープンした。各地域の特産物や中小企業の製品などを販売しており、ワールドタワー店全体の面積の約35%を占めている。

ロッテ免税店はコスト削減と収益性の拡大、顧客の動線一元化によってショッピングにおける便宜を高め、ワールドタワー店の実勢回復と価値向上といった目的を達成するとしている。



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