25日、韓国メディア「ヘラルド経済」によると、ソウル永登浦警察署は同日午後、ソウル・ヨンドゥンポ(永登浦)区ヨイド(汝矣島)洞の国会図書館付近に汚物風船が落下したとの通報を受け、初期対応を行った。その後、韓国軍の爆発物処理班(EOD)が出動し、汚物風船の残骸を回収した。
合同参謀本部は、北朝鮮が夜間に汚物風船を韓国に向けて飛ばしたと24日に発表しており、これはビラ散布への対抗措置として行われたものと見られている。北朝鮮は先月末から今月初めにかけて、複数回にわたりごみを詰めた風船を飛ばしていたという。
同部は国民に対し、落下物に注意し、発見した場合は触れずに速やかに軍部隊や警察に通報するよう呼びかけた。
北朝鮮が韓国に飛ばした汚物風船は、ソウルや京畿道地域で広範囲にわたって発見されている。北朝鮮が9日から10日にかけて飛ばした汚物風船は、ソウルで約100件発見された。その中には龍山の大統領室に近い国立中央博物館の駐車場や戦争記念館に落下したものも含まれている。
国会議事堂の敷地内で、北朝鮮が飛ばしたとされる汚物風船が発見されたのは今回が初めてだ。
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