これに先立ち同社は2023年10月以降、イタリアやブラジルの宇宙企業や大学など4組織と同様の契約を結んでいた。今回は、計154万1000ドル(USD、約2億4674万円)規模の事業を追加で受注したこととなる。
これにより同社は「ハンビット」で、2025~2027年には衛星通信システム設計などを手掛けるイタリアのシーシャーク(CShark)による衛星35基を、また2025年には宇宙IoTに対応する通信衛星を開発したタイのイオス・オービット(EOS Orbit)の衛星1基を、それぞれ打ち上げる。
シーシャークは、自社で設計したデータ収集衛星「パイロット(PILOT)-1」を「ハンビット」に搭載して打ち上げる。今後3年間で100基の衛星を追加で打ち上げ、世界のデータを収集する方針だ。
一方、イオス・オービットは現在開発中の通信衛星のプロトタイプ「ログサッツ(LOGSATS)3Uキューブサット(CubeSat)」の技術検証を目的に、同社と契約を締結した。2027年10月までに、タイ全域でリアルタイムデータサービスを提供するIoT専用の低軌道通信衛星10基を打ち上げる計画だ。
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