「朝鮮半島未来シンポジウム」の開会式で祝辞を述べる水嶋光一駐韓大使=28日、ソウル(聯合ニュース)
「朝鮮半島未来シンポジウム」の開会式で祝辞を述べる水嶋光一駐韓大使=28日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】日本の水嶋光一駐韓大使は28日、ソウル市内で開かれた「朝鮮半島未来シンポジウム」の開会式で、今月半ばに開かれた北朝鮮とロシアの首脳会談を含むロ朝関係を注視しているとして、「関連の国連安全保障理事会決議の完全な履行に向け、米国や韓国と共に国際社会と緊密な協力を続けていく」と表明した。

 また、国際社会はロシアのウクライナ侵攻や北朝鮮問題などで厳しい状況に直面しているとして、韓米日3カ国がそろって国連安保理の理事国を務めている機会を活用し、国際社会での連携を一層強化する必要があると強調した。

 シンポジウムは国内外の専門家や政官界の関係者が朝鮮半島情勢を話し合い、多様な解決策を提示するもので、聯合ニュースと統一部が2015年から毎年開催している。今年は韓国の金暎浩(キム・ヨンホ)統一部長官や趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官、申源湜(シン・ウォンシク)国防部長官、米国のゴールドバーグ駐韓大使、杉山晋輔・元日本外務省事務次官らが出席した。


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