軍合同参謀本部は28日、北朝鮮が26日に発射し、複数の弾頭を搭載する多弾頭化の実験に成功したと主張した弾頭ミサイルを発射前から追跡し、発射に失敗した様子を明確に捉えたと発表した。前線に配備している赤外線監視システム(TOD)で撮影した映像には、ミサイルが上昇中に異常回転し、空中で爆発する姿が映っている。北朝鮮が虚偽の主張を行った理由について、韓米は失敗を隠すための誇張だとの見方を示した。
◇尹大統領 北の挑発・グローバル危機克服へ「韓米日協力強化」
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は、国家基幹ニュース通信社の聯合ニュースと統一部がソウルで共催した「朝鮮半島未来シンポジウム」に祝電を寄せ、「韓米日協力体制の制度的基盤と協力をさらに強化し、価値を共有する国々との連帯と協力を堅固にする」として「北の挑発とグローバル複合危機を賢明に克服していく」と強調した。
◇韓国のウクライナ兵器支援は「合法」 NATO事務総長
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は27日(現地時間)、ベルギー・ブリュッセルのNATO本部で聯合ニュースのインタビューに応じ、韓国のウクライナへの兵器支援について、「北朝鮮の対ロシア支援とは異なり合法」としながら、実現すればウクライナ戦争に意味のある変化が生じるだろうと語った。韓国は、北朝鮮とロシアが事実上の軍事同盟といえる「包括的戦略パートナーシップ条約」を結んだことを受け、ウクライナに殺傷兵器を供与しないとの従来の立場を再検討する方針を示している。
◇介護士も高齢化 外国人留学生にも門戸開放へ
高齢者の介護を行う「療養保護士」も高齢化が進んでいる問題を受け、保健福祉部は介護に関する委員会を開き、外国人留学生も療養保護士資格を取得できるようにする方策などについて議論した。政府は良質の介護サービスを提供するため、療養保護士1人当たりに対する療養施設の入居者数を段階的に減らす方針だ。また、長期療養保険の療養費と保険料率は議論を経て9月以降に決定する。
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