豪雨により車が浸水、一時間当たりの降水量歴代最多を記録=韓国
豪雨により車が浸水、一時間当たりの降水量歴代最多を記録=韓国
韓国でも本格的な梅雨が始まった29日土曜日。梅雨前線の影響を受けたチェジュ(済州)島では、大雨により乗車していた車両を置いて避難することも発生した。

済州島消防安全本部によると、この日午後1時3分ごろ、サグィポ(西帰浦)市(ソンサンウプ)城山邑(ナンサンリ)蘭山里の道路で、車を運転していた3人が突然の豪雨に車を停めたまま道路に出てきた。城山邑とテジョンウプ(大正邑)でも道路浸水でそれぞれ1台の車両が孤立され、運転手2人が避難した。

この日、済州島では道路・住宅浸水30件余りが発生した。強風で並木2本も倒れた。西帰浦市トンホン(東烘)洞、ソホン(西烘)洞などでは下水道の水が逆流し道路が浸水した。気象警報が発令したハルラ(漢拏)山では、7つの登山路への出入りが全て統制された。

この日、漢拏山には200 mmを超える雨が降った。西帰浦と城山ではそれぞれ一時間当たり55.5mmと81mmの大雨で、6月の一時間当たりの降水量歴代1位・2位を記録した。

気象庁は雨が小康状態に入ると、午後3時50分、済州島の山地に出ていた豪雨警報を豪雨注意報に変更した。その他地域の豪雨注意報を解除した。しかし強風は続き、午後4時から済州陸上の強風警報が拡大した。気象庁は済州の雨は月曜日まで続くと予想している。

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