28日に韓国南部・済州島の南の公海上で実施された韓米日の共同訓練「フリーダム・エッジ」(米原子力空母セオドア・ルーズベルト提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
28日に韓国南部・済州島の南の公海上で実施された韓米日の共同訓練「フリーダム・エッジ」(米原子力空母セオドア・ルーズベルト提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の外務省対策政策室は30日に声明を出し、27~29日に実施された韓国と米国、日本による複数領域での新たな共同訓練「フリーダム・エッジ」について、「アジア版北大西洋条約機構(NATO)の姿を完全に整えたことを示唆する」と強く批判した。朝鮮中央通信が伝えた。

 声明は「米日韓が朝鮮民主主義共和国をはじめとする地域内の自主的な国を狙い無分別かつ挑発的な軍事的行為を繰り返し敢行していることを強く糾弾し、究極的に招く致命的な結果について改めて強く警告する」と述べた。また、フリーダム・エッジは韓米日3カ国の「軍事ブロックの組織化・体系化・実物化の産物」と非難した。

 ロシアと北朝鮮の軍事協力の強化を受け、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの武器支援の政策を再検討すると表明した韓国に対しては、「(ウクライナの)ナチス政権に殺人装備を提供しようとする企てを露骨に表している」と批判。「米国と追従勢力の軍事ブロックの強化を決して黙認せず、攻勢的かつ圧倒的な対応措置で国の主権と安全利益、地域の平和を守っていく」と強調した。


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