地球温暖化の主犯 “牛・豚”に結局「おなら税」=デンマーク
地球温暖化の主犯 “牛・豚”に結局「おなら税」=デンマーク
酪農強国として知られているデンマークの農夫たちは、早ければ2030年から世界初の「おなら税」を支払うことになる。

米ブルームバーグ通信などによると、デンマーク政府は「2030年から、牛や豚などの家畜が排出する二酸化炭素1トンあたりに300クローネ(約6934円)の税金を課すことにした」と発表した。

これにより、牛1頭あたり年間およそ100ユーロ(約1万7240円)の税金が課せられるものとみられる。

デンマーク政府は農業の炭素税導入を通じて、2030年までに二酸化炭素の排出量を180万トン削減し、2050年にはカーボンニュートラルが実現できるものと期待している。

一方、デンマークと似たような産業構造のニュージーランドも、同様の法案を検討しているという。

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