まずは病理イメージなどをAIで分析し、医師に提供する診断サービスを提供する米医療ITスタートアップ「Tempus AI(テンパスAI)」が、ソフトバンクグループとヘルスケア分野の合弁会社を設立する。
合弁会社の資本金は300億円規模で、両社が半分ずつを出資。取締役も両社からの同人数で構成される。年内に日本全国の病院から患者および病理データを集め匿名化した後で分析し、データベースとして構築する。ソフトバンクはこのデータベースを基に、日本で今後1~2年以内にサービスを開始することを目指している。
一方、ヘルスケア事業を行うカカオヘルスケアは、親会社のIT企業カカオおよびプンダン(盆唐)ソウル大病院によるコンソーシアムは、情報通信産業振興院による巨大AIを使った保険医療サービス支援事業の主管社となった。
同事業は巨大AIを活用し、小児の診療支援に向けた個別の症例分析・処方補助サービスなどの開発・実証を行う。2027年までに320億ウォン(約37億2720万円)を投資する。
コンソーシアムは、カカオヘルスケアによるAI糖尿病管理サービス「パスタ」で蓄積したノウハウやカカオが年内に公開予定の大規模言語モデル(LLM)「KoGPT2.0」などを活用していく。
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