2日、朝鮮日報の報道によると、加害車両の運転手に同乗していた妻のキム夫人は前日、市庁駅の大型交通事故に関し、遺族に謝罪した。
しかし、キム夫人は事故後に適切な救護措置をしなかったとの指摘に「あの時は余裕がなかった」と明らかにした。
さらに「隣に乗っていたが、怖くてどんな状況なのかもよく分からなかった。人が死亡したということはニュースを見て知った」と述べた。
なお、キム夫人は事故直後に車の外に出て車を確認する姿が目撃された。
この日の交通事故は、都心の真ん中で退勤後に夕食を終えて帰宅する市民が殺到する時間だったため、大規模な人命被害につながった。突然の大事故により、人々があちこちの路上で血を流して倒れている状況をニュースを見て初めて知ったとの主張に、自己弁護しているのではないかという指摘が出ている。
これについてネットユーザーたちは「死んでも、けがをしても(現場に)行って確認しなければならない。人々が大騒ぎになったのに死んだのを知らなかったとは何を言っているのか」、「良心がないのか」、「加害車両に同乗していて、車両の外に出てきたのにどうして知らないのか」、「大型事故が起きたのに車の近くで確認する姿は正気なのか」、「いくら動転していても阿鼻叫喚(あびきょうかん)な状況なのに、あれを知らなかったというのは正気なのか」と激しく批判している。
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