EU「北のミサイル発射は “不法行為”」…「露朝の “武器移転”も中断せよ」

EU（欧州連合）は、北朝鮮による弾道ミサイル発射の翌日である2日（現地時間）「不法行為を中断せよ」と求めた。

EUの外務省にあたる欧州対外行動局（EEAS）はこの日、声明を通じて「北朝鮮のミサイル発射が、国連安保理決議に再び違反した」として先のように伝えた。

また「多数の国連安保理決議違反に該当する露朝間による協力の深化に対しても、深刻に懸念する」とし「あらためて、北朝鮮とロシアが不法な武器移転を中断することを強く要求する」と強調した。

一方、韓国の合同参謀本部は「北朝鮮が1日に発射した弾道ミサイル2発を捉えた」と明らかにした。

北朝鮮は「今回の発射は、超大型弾頭を装着した新型戦術弾道ミサイルの試験発射であった」とし「成功的であった」と主張しているが、韓国当局は北朝鮮の発表について「欺瞞（ぎまん）の可能性に重きを置き評価している」と伝えた。