「日本と同盟?」「気でも狂ったのか」…「修羅場」となった韓国国会の対政府質問
「日本と同盟?」「気でも狂ったのか」…「修羅場」となった韓国国会の対政府質問
政治・外交・安保分野における対政府質問のため開かれた2日の韓国国会本会議は、与野党議員たちによる相手へのヤジや絶叫で収拾がつかなくなり停会した。

この日の騒動は、最大野党“共に民主党”のキム・ビョンス議員が対政府質問の途中「ここで笑っている気の抜けた与党(国民の力)議員たちは、党の論評で『韓米日同盟』という表現を使った」と語ったことから始まった。

キム議員は「韓米日の演習が強化され、韓米日同盟へと進むのではないかという懸念がある」とし「ドクト(独島、日本名:竹島)への野欲を抱いている国と、いかにして同盟を結ぶというのか」と指摘した。

つづけて「日本と同盟を結ぶとは気でも狂ったのか」と批判した。

与党の議員たちはこの発言に対し「国民と国会議員に『気でも狂ったのか』と言うのか」と大声をあげ「謝罪なしに会議は進められない」として、キム議員に謝罪を要求した。

司会者のチュ・ホヨン(朱豪英)国会副議長は、キム議員に対し「少し表現のひどい発言だったようなので、謝罪してはどうか」と伝えたが、キム議員がこれを拒んだことから「停会」を宣言した。

その後、与野党の議員たち20余人は壇上に駆け上がり、互いに向かってヤジを飛ばし絶叫した。

場内は「謝罪せよ」という与党と、「なぜ謝罪を強要するのか」という野党の大声で修羅場となり、与党議員たちは一斉に本会議場から出ていった。

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