最近あるユーチューブチャンネルに「入国から6日で逃げたベトナム妻、不法滞在中の女性を公開手配します」というタイトルの映像が上がった。ユーチューバーは国際結婚詐欺被害を受けた男性A氏の事情を紹介し「ベトナム国籍の妻B氏と結婚したが、B氏は結婚後6日で家出した。これまで“連絡が途絶えた状態”」と話を始めた。
続いてユーチューバーは、A氏が探しているB氏の写真や実名などを公開した。ユーチューバーは「B氏のビザはことし1月26日で期限が切れ、現在不法滞留の身分」とし「目撃者が伝えてきた情報では、B氏が遊興施設で働いているとし、現場を訪れたが妻に会えなかった」と説明した。
しかし韓国は「私的制裁」を禁止しているため、個人情報を公開をしたユーチューバーに対し、ネットユーザー間で賛否両論が続いている。ネットユーザーらは「顔が全部見えている」、「どれだけ怒りがこみ上げても実名はまずい」という反応を見せる一方、「必ず探して厳罰すべきだ」、「お金だけ奪って家出すれば私でも怒る」、「被害者がとてもかわいそう」などユーチューバーを応援する人もいる。
統計庁がことし3月に発表した「2023年婚姻・離婚統計」によると、昨年の婚姻件数(婚姻届基準)は19万4000件と推算された。国際結婚は2万件で、結婚全体の10.2%を占めた。外国人との婚姻は前年より18.3%(3000件)増加した。
しかし、国際結婚事例が増加するにつれて、一部外国人が韓国国籍取得を目的に韓国人と結婚したが、国籍を取得した後に家出する、いわゆる「国際結婚詐欺」の割合も増えている。ただし、国際結婚詐欺被害に関する政府管轄での実態調査は行われていない。
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