韓国のカフェで発生した「食パンテロ」…客の顔に投げて逃げる

ソウル・カンナム（江南）のカフェで女が客に向け食パンを投げて逃げ、被害を受けたという証言が出された。

3日、あるネットユーザーAさんはSNSアカウントに「無差別食パンテロ」というタイトルの映像を共有した。

映像には、黒い服を着た女が裏口から入って来ると突然、カフェに座っている客に食パンを投げる様子が映っていた。女は客たちが驚いて見つめる間に足早に現場から逃げた。

Aさんは、「（もし食パンでなく）刃物や塩酸だったら…」という言葉を付け加えた。

また、Aさんは書き込みを通じその後の状況も説明した。Aさんは、「通報しようと思い、警察署に行って陳述書を書き、映像を提示した」とし、「しかし担当刑事が来て、私に『顔も見えず、CCTV（防犯カメラ）では絶対に捕まえられない』と言い、『これ以外にも重犯罪事件が多いので、けががなかったのならいいのではないか。帰ってください』と言った」と記した。

この掲示物を見たネットユーザーらは、「危険な物を投げていたら、どうなっていたか」、「本当に気分が悪かっただろう」、「捕まえる方法はないのか」などの反応を示した。

一方、他人の身体や、他人または団体の物に害を与える懸念がある場所に十分な注意をせず物を投げる場合、「軽犯罪処罰法」第3条第1項第23号（物を投げるなどの危険行為）に該当し、10万ウォン（約1万1600円）以下の罰金や拘留、または科料の刑に処されることがある。もし人が負傷すれば、「傷害罪」が適用されることがある。