故人の職場であるソウル市庁前に立ち寄った遺族=4日、ソウル(聯合ニュース)
故人の職場であるソウル市庁前に立ち寄った遺族=4日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル中心部の地下鉄市庁駅近くの交差点で1日に発生した交通事故で亡くなった9人の告別式が4日、相次いで営まれた。

 ソウル大病院の葬儀場ではこの日午前、今回の事故で一度に命を失った銀行員4人の告別式が執り行われ、同僚ら約100人が出棺を見送った。

 故人たちは事故現場の近くで夕食を食べ、出てきたところで事故に遭った。ほとんどが同じ部署の同僚で、1人は事故当日に昇進したばかりだった。

 ソウル大病院の葬儀場では、市内の大型病院の取引業者で働いていた同僚3人の告別式も執り行われる予定だ。

 ソウル市庁の税務課に勤務していた職員の告別式はこの日午前6時ごろソウル・新村のセブランス病院の葬儀場で営まれ、一緒に事故に遭ったソウル市庁の庁舎運営チーム長の告別式も同日午前、国立中央医療院で執り行われた。

 2人のひつぎを乗せた霊きゅう車はそれぞれ、職場があるソウル市庁本庁と西小門庁舎に立ち寄り、同僚の職員数十人が涙を流しながら見送った。


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