アボット氏ら州政府関係者は8日にソウル市内のホテルで韓国貿易協会が開く懇談会に出席する。
一行はテキサス州に投資している韓国企業に感謝の意を表し、追加投資を要請するなどパートナーシップ強化に乗り出す見通しだ。また、LG、大韓航空、斗山などの大企業の役員とも会うという。
また同日夕、在韓米国大使館の夕食会に出席する。夕食会にはサムスン電子の関係者も出席することが分かった。
さらに9日には京畿道平沢市にあるサムスン電子の事業所を訪問し、半導体の生産ラインなどを視察する。同日午後に開く記者会見ではテキサス州の今後の投資誘致計画などを発表する計画だ。
テキサス州は韓国の重要な経済パートナー。昨年基準で韓国はテキサス州の輸出相手国上位5位に入っており、輸入相手国としては上位6位に入っている。両地域の貿易規模は約320億ドル(約5兆1430億円)に達した。今年4月現在、テキサス州にはカリフォルニア州(600社)に次いで2番目に多い270社の韓国企業が進出している。
サムスン電子は現在、テキサス州に170億ドルを投じて半導体工場を建設している。2030年までに投資対象を拡大し、総額400億ドル以上を投資する計画だ。
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