2016年リオデジャネイロ五輪ゴルフ女子金メダリストの朴仁妃氏がパリ五輪選手村の開村に合わせ、国際オリンピック委員会(IOC)選手委員の選挙運動をスタートする=(聯合ニュース)
2016年リオデジャネイロ五輪ゴルフ女子金メダリストの朴仁妃氏がパリ五輪選手村の開村に合わせ、国際オリンピック委員会(IOC)選手委員の選挙運動をスタートする=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ゴルフ女子の元世界ランキング1位、朴仁妃(パク・インビ)氏が18日のパリ五輪選手村の開村に合わせ、国際オリンピック委員会(IOC)選手委員の選挙運動を本格的にスタートする。

 朴氏は米女子ゴルフで通算21勝を挙げ、メジャー4大会を制覇。ゴルフ女子が116年ぶりに復活したリオデジャネイロ五輪では金メダルを獲得した。

 パリ五輪では4人のIOC選手委員を選出する。

 選手委員は文字通り、全世界の選手が選ぶ委員で任期は8年。IOC委員と同じ権利を持つ。

 流ちょうな英語の実力と現役時代の圧倒的な実績を持つ朴氏は昨年、射撃男子の「皇帝」と呼ばれる秦鍾午(チン・ジョンオ)氏や、バレーボール女子の絶対的エース、金軟景(キム・ヨンギョン)氏ら5人が名乗りを上げた予備選で、大韓体育会(韓国オリンピック委員会)からIOC選手委員選挙の候補者に推薦された。

 これまでIOC選手委員を務めた韓国人は2人だ。04年アテネ五輪テコンドー男子金メダリストの文大成(ムン・デソン)氏が08年北京五輪で選出され、アテネ五輪卓球男子金メダリストの柳承敏(ユ・スンミン)氏は16年リオデジャネイロ五輪で選出されてパリ五輪の閉会とともに8年の任期を終える。

 今月に36歳の誕生日を迎える朴氏は今年初めに行ったメディアとのインタビューで、「私は辰(たつ)年に生まれ、(辰年の)今年はよいことが起きることを期待している」とし、「選手委員になれば、男女混合戦を新設するなど、五輪でゴルフがよりおもしろくなる方法を見つけていく」と話した。


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