6日、韓国放送局SBSは、最近オンラインコミュニティで拡散されているある映像を公開した。映像の中には帽子と手袋、ゴルフウェアを着た男性が、砂が敷かれた遊び場で、パターを練習する姿が盛り込まれた。この遊び場はソウル市ヨイド(汝矣島)ハンガン(漢江)公園にある遊び場で、男性がパターを振るたび、砂が舞い散った。
この男性を目撃したという執筆者は「午前8時30分ごろ、遊び場の砂を全部掘り出そうとするかのように、一心にバンカーショットの練習をしている(男性の)姿を見て、本当に目を疑った」とし「数日前には、人々が通行している中、公園隣の芝生で実際のゴルフボールを飛ばしていた」と伝えた。続いて「人が通行しているのに、ぶつかったらどうするつもりなのか理解ができない」と憂慮した。
この男性の他にも、公共の場所でゴルフの練習をして眉をひそめさせる例はしばしばあった。ことし4月にはソウル市カンナム(江南)区のある公園で、ゴルフ練習を禁止する内容の垂れ幕がかかっていたが、その前でスイング練習をする市民が捕捉され批判が起こった。2016年にもキョンサンブクド(慶尚北道)アンドン(安東)で、ナクドンガン(洛東江)に向かってボールを飛ばした60代が、即決審判で罰金10万ウォン(約1万1600円)を下したこともあった。
これに、去る21代国会では公園や海水浴場などでゴルフ練習を禁止する「無断ゴルフ防止法」が2021年に発議されたりもしたが、国会の門を越えることができず、任期満了とともに自動的に廃棄された。
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