このペースが続けば年間の利用客は新型コロナウイルス流行前の19年(9347万人)を上回り、1億人に迫るとみられる。
今年上半期の利用客は国内線が11.5%増の1815万人、国際線が43.1%増の2941万人だった。国内線利用客は19年同期を上回ったが、国際線利用客は19年同期より5.3%減った。韓国―中国路線の回復率が7割台にとどまったことが影響した。
今年上半期の利用客増加は国内線のほか日本、東南アジアなどの近中距離路線を主力とする格安航空会社(LCC)がけん引した。
LCCではチェジュ航空が19年上半期比9.1%増の714万人だった。ジンエアー(574万人、25.9%増)、ティーウェイ航空(544万人、34.0%増)、エアプサン(429万人、5.5%増)、エアソウル(115万人、14.5%増)なども増加した。
一方、航空大手は大韓航空(1221万人)が11.2%、アシアナ航空(831万人)が16.8%それぞれ減少した。
LCCの好調が目立ったのは、近中距離路線の拡大や割引キャンペーンなどで誘客に力を入れたためとみられる。燃料価格高騰やウォン安が続き、長距離よりも近距離旅行の需要が高まったことも影響した。
Copyright 2024YONHAPNEWS. All rights reserved. 40