労組によると、器興、平沢、天安、温陽、亀尾、光州など各地の事業所から組合員6540人(労組側発表)が参加し、半導体設備・製造・開発(工程)の職群だけで5211人が参加した。
同労組は「予想よりはるかに多い人数が参加した」とし、「特に設備・製造・開発(工程)の職群だけで5000人以上の人が(スト現場に)来たので生産支障は無条件に達成されるだろう」と話した。
労組は会社側に対し、全組合員に対するより高い賃上げ率の適用やスト参加によって発生する賃金損失に対する補償などを要求していた。
労使は賃上げ率や休暇制度などを巡って1月から交渉を続けていたが決裂。労組は5月末にサムスン電子創業以来で初となるスト実施を宣言し、先月7日に一斉に有給休暇を取得する形で初のストを行った。労組側はストの目的を「生産の支障」としている。
労組は今回のストで労使交渉が前向きな合意に至らなければ、15日から5日間にわたり第2次ストを行う計画だ。
労組委員長は「われわれは今でなければならないという切迫した心情で行動を起こした」とし、「会社側が変わるまで最後まで闘争する」と宣言した。
一方、同労組はこの日午前時点で組合員数が3万657人になったと発表した。サムスン電子の全社員(約12万5000人)の24%にあたり、先月末から1600人以上増えた。
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