500億ウォンの販売達成へ、ケーブルテレビの地域チャンネルで存在感示すLGハロービジョン＝韓国

ケーブルテレビ大手LGハロービジョンのコマース戦略商品チームは、地域チャンネルコマースにおける商品企画から販売、流通にいたる全過程に関与している。地域チャンネルコマースは、ケーブルテレビの地域特化チャンネルで放送されるテレビショッピングだ。同社は自治体や地元の製造事業者と協力し、地域産品を活用した加工食品を開発して地域チャンネルコマースやオンラインモールで販売している。

中小事業者はデザインやマーケティングなどのノウハウがないため、同社がこれらすべてをサポートし、生まれた商品を買い入れている。製造事業者による在庫の憂慮をなくしたものだという。

同社による最初の重点商品である「ヘナム（海南）キムチ」は、発売から1年で10億ウォン（約1億1668万円）突破を目前にする。

ことし同社は、放送とオンラインを通じて販売する全商品の販売目標を2023年の66％増となる500億ウォン（約58億3404万円）に設定しているという。

同社による地域チャンネルコマースの目標は、特産物の販売を超え地域に新たな価値をもたらすことだ。同社は「私たちが作った商品が韓国を超え海外でも人気を得て、地域の食を味わうための観光へもつながることに期待している」と述べた。