9日、警察庁公式ユーチューブチャンネルに「市民に胸ぐらをつかまれた地下鉄盗撮犯」というタイトルの映像が公開された。
映像にはソウルのある地下鉄駅で、黒い服を着てマスクをした男性が階段を上がる女性についていく姿が映っている。
この男性は出口の階段まで女性を尾行し、携帯電話を斜めに持って不法撮影を試みていた。
この姿を注意深く見守っていたある市民が不法撮影をしていた男性を捕まえ、逃げることを憂慮して駅舎内に引き入れようとした。すると、男性が強く抵抗し、もみ合いになった。
幸い、彼らのいざこざに気付いた駅員が現れ、112(警察)に通報した。
自分の犯行事実を否認していた男性は、警察官の粘り強い追及に「何枚か撮影した」と犯行を認めた。警察が男性の携帯電話を調べたところ、数百件の不法撮影物が発見された。
警察は男性を現場で検挙し、協力した市民には通報褒賞金を支給した。
最近5年間に発覚した不法撮影犯罪件数は計3万768件で、これは一日平均17件に達する。実際に行われている不法撮影はこれよりさらに多いといえる。
現在、不法撮影の容疑が認められれば、7年以下の懲役や5千万ウォン以下の罰金に処される可能性がある。
市民に胸ぐらをつかまれた地下鉄盗撮犯
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