当初は、第1次ストを8日から3日間行った後に15日から5日間の第2次ストに入る計画だったが、計画を変更してこの日から無期限のストに突入した。労組は、第1次スト期間に会社側がいかなる対話も試みることがなかったためだと説明した。
労組は会社側に対し、全組合員の平均賃上げ率を3.5%とすることや、成果給制度の改善、スト参加によって発生する賃金損失に対する補償などを要求していた。
ストには6540人が参加の意思を示しており、このうち半導体設備・製造・開発(工程)の職群は5211人だという。
労組は、ストの目的は「生産の支障」だとして「半導体工場の自動化とは関係なく、設備や点検などに関連した人員がいなければ生産に支障を来さざるを得ない」と主張した。一方、会社側はこれまでのところ生産に支障はなく、ラインは正常に稼働していると説明した。
全国サムスン電子労働組合の組合員数は約3万1000人で、サムスン電子の全社員(約12万5000人)の24.8%にあたる。
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