10日午後、ソウル高等裁判所刑事7部(イ・ジェクォン部長判事)の審理で、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(横領)の容疑で起訴されたパク・スホンの兄パク某氏と夫人イ某氏の控訴審の2次公判が進められた。
パク・スホンは同日の公判に、証人として出席した。パク・スホンは出席に先立ち、兄のパク某氏とイ某氏が、自分と会わないように仕切りを設置してほしいと要請したが、これは受け入れられなかった。
結局、顔を向かいわせたまま証人席に立ったパク・スホンは、「1審のときにあまりにも多い資料と証拠をお見せしたところ、横領事件ではなく、本質がわい曲されるようだ」と、判決に無念さを感じたと吐露した。
心から兄を信頼して愛したというパク・スホンは、個人の財産を横領したという疑惑に無罪判決が出たことに、「所属事務所の紛争が多いところで、誰よりも信じられる兄弟であり感謝した。僕のために生きていると常に話し、絶対的信頼を持っていたため、疑わなかった」としながら、「このようなことが決して起きないようにしなければならないのではないかと思う。一人の犠牲で他人の利益、家族だとしても起きてはならない」と強調した。
これに先立ちパク・スホンは、2021年4月に実兄夫婦がマネジメントを担当した2011年から2021年までの10年間、金銭的被害を被ったとし、実兄夫婦を横領容疑で告訴した。検察は、実兄夫婦が横領した金額が62億ウォン(約6億2千万円)に達すると判断し、拘束起訴した。
1審で裁判部は、2月にパク氏が法人ラエルで7億2千万ウォンあまり、メディアブームで13億6千万ウォンを横領したと認め、懲役2年の実刑宣告をした。ただ、パク・スホンの個人財産を横領したという容疑は、無罪判断を下した。
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