サムスン電子・LGイノテックの電子部品メーカーが好調、AIやiPhone効果で
サムスン電子・LGイノテックの電子部品メーカーが好調、AIやiPhone効果で
金融情報サービスのFNガイドによると、サムスン電機の4~6月期における売上高は前年同期比7.3%増の2兆3826億ウォン(約2774億4241万円)、営業利益は2%増の2091億ウォン(約243億4216万円)だった。

同社はサムスン電子のスマホ「ギャラクシー」シリーズ向けに、積層セラミックコンデンサ(MLCC)とカメラモジュールを提供している。2024年は人工知能(AI)スマホ「ギャラクシーS24」の需要が増え、同社の実績も伸びた。また電装用MLCCの需要が続いていることも、同社の好実績につながっている。

一方LGイノテックによる4~6月期の売上高は、14.5%の4兆4735億ウォン(約5208億6794万円)、営業利益は393%増の907億ウォン(約105億6080万円)になるとの予想だ。

好実績は、2023年の営業利益が不振だった反動のほか、米アップルのスマホ「iPhone15」の販売が後押ししたとされる。AI製品による効果は、2024年末もしくは2025年上半期に現れるとの予想だ。

業界の関係者は「AIは半導体だけでなく、電子製品メーカーの成長にも追い風となっている。サムスン電機はグループ会社の強みを生かしているが、LGイノテックが効果を上げるには少し時間が必要」と述べている。



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