韓国からは国防部の李承範(イ・スンボム)国際政策官が、日本からは防衛省の安藤敦史防衛政策局次長がそれぞれ代表として出席し、地域の安全保障情勢や国防当局の交流協力などについて意見を交わした。
国防部関係者は今回の会合について、「定例的に開催されていた会議を再開し、今後どのような分野で協力するのか互いに意見を交わした」とし「具体的な議題について話す席ではなかった」と説明した。
1994年に始まった韓日防衛実務者対話は韓国国防部と日本防衛省の局長級による定例の協議体。歴史問題などで両国関係が冷え込んだ影響で2015年を最後に開かれていなかったが、関係改善の流れに乗り、約9年ぶりに再開された。
韓国の国防部長官と日本の防衛相は先月1日、アジア安全保障会議(シャングリラ会合)に合わせシンガポールで会談。防衛実務者対話の再開など対話を活性化することを確認した。
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