Zフリップ6は86.1ミリのカバーディスプレー「フレックスウインドウ」を備え、移動中でも折りたたんだ状態でメールなどを返信できるようになった。
フラッグシップスマホ「ギャラクシーS24」で初めて導入されたリアルタイム通訳機能は、電話アプリだけでなくカカオトーク、LINE、微信(ウィーチャット)、グーグルミート、ワッツアップ、テレグラムなど九つの通信アプリで使用できる。
重量はZフリップ6が187グラム、Zフォールド6が239グラム。いずれもZシリーズでは史上最薄・最軽量だ。
外部からの衝撃を分散させるデュアルレールヒンジ構造を採用し、開いた画面の材質を強化して折り目のしわをより薄くした。
両製品には、AIスマホ演算に最適化された米クアルコムの「スナップドラゴン8 Gen3」を搭載した。
Zフォールド6は内部の熱を発散する「ベイパーチャンバー」の大きさを1.6倍に拡大し、Zフリップ6はシリーズで初めてベイパーチャンバーを導入した。
カメラにはAI基盤の「プロビジュアルエンジン」が搭載された。「フォトアシスト」機能では専門家レベルの編集が可能になり、新たに追加された「人物写真スタジオ」は人物写真を3次元キャラクターや水彩画など多彩なスタイルに加工できる。
バッテリー容量はZフリップ6が4000mAh(ミリアンペア時)、Zフォールド6は4400mAhに増えた。
韓国では7月12日から予約を受け付け、24日から世界で順次発売する。価格はギャラクシーZフリップ6の256GB(ギガバイト)モデルが148万5000ウォン(約17万3000円)、512GBモデルが164万3400ウォン。
ギャラクシーZフォールド6は256GBモデルが222万9700ウォン、512GBモデルが238万8100ウォン、1TB(テラバイト)モデルが270万4900ウォンに決まった。
スマホ事業トップの盧泰文(ノ・テムン)MX事業部長(社長)は「さらに発展したギャラクシーAIと最適化されたフォルダブルフォームファクターは、ユーザーに新たな可能性を提示するだろう」と述べた。
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