韓国の尹大統領、ワシントン到着後にNATO会議の公式日程開始
韓国の尹大統領、ワシントン到着後にNATO会議の公式日程開始
5日間の公式訪問日程で米国を訪れているユン・ソギョル(尹錫悦)大統領とキム・ゴンヒ(金建希)夫人が、10日(現地時間)に最終目的地であるワシントンD.C.に到着し、北大西洋条約機構(NATO)の公式日程を開始した。

 尹大統領は当日の朝、空軍1号機でアンドリュース空軍基地に到着し、NATO首脳会議に参加するための準備を始めた。この会議では、10か国以上の首脳との二国間会談がリレー形式で予定されており、特に岸田文雄首相との日韓首脳会談では、北朝鮮とロシアの軍事協力に関する対応策についての議論が行われる見込みだ。

 さらに、11日には尹大統領がインド太平洋地域のパートナー国々で構成される「IP4」に属する韓国、日本、オーストラリア、ニュージーランドの首脳会議に出席する。また、同日午後にはNATOパブリックフォーラムに参加し、単独演説者としての役割を果たす。インド太平洋セッションでは、尹大統領が約350名の聴衆を前に質疑応答の時間を持つ予定だ。
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