工場は、バージニア州チェサピーク市のエリザベス川流域に建設する。敷地面積は39万6700平方メートル、工場の延べ面積は7万平方メートルだ。2025年に着工し、2027年に竣工予定。同社によると世界でもっとも高いという、200メートル規模の電力ケーブル生産タワーも備える。
同社は、米国の海底ケーブル市場が年平均30%以上成長すると展望している。工場建設は、これに先駆け同国に進出するものだ。
LS電線は「米国の洋上風力発電の多くは東部海岸に沿って設置されており、チェサピーク市は工場からの製品の船積みや運搬などに最適の立地」と説明した。
工場が建つバージニア州政府からは、約4800万ドル(USD、約77億5166万円)の補助金と税金減免措置を受ける。また米国エネルギー省(DOE)からも9900万ドル(約159億8741万円)のインフレ抑制法(IRA)による支援を受けることから、双方を含め1億4700万ドル(約237億3888万円)の支援を確保した。米国に進出した電線事業者のなかで、最大規模となる。
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