11日、国会国民同意請願ホームページによると、4日に掲示された‘尹錫悦大統領の弾劾推進反対要請に関する請願’にこの日の昼12時現在で5万6000人ほどが同意した。
なお、国民同意請願は30日以内に5万人以上が同意すると所管常任委員会に回付され、常任委員会での審査の結果、請願の妥当性が認められれば本会議に付議することができる。本会議まで通過した請願は政府に移送され、政府では当該請願に対する処理結果を国会に報告しなければならない。
請願人のA氏は「検事弾劾、判事弾劾に続き、大統領弾劾まで叫んで憲法を否定し、民主主義と法治主義を崩そうとする大統領弾劾推進に強く反対する」と請願の趣旨を明らかにした。
A氏は「共に民主党とムン・ジェイン(文在寅)政権はこの5年間、国家債務を400兆ウォン以上増加させ、国家債務1000兆ウォン時代を開き、未来世代に借金爆弾を抱かせた。ここに聞いたことも見たこともない所得主導成長という奇怪な経済政策を展開し、国際信用評価会社から国家信用等級が下落する可能性の警告状を受け取った」と批判しながら「このように崩れ落ちた大韓民国を立て直し、灰色の未来をバラ色に戻した政府が尹錫悦政府だ」と主張した。
A氏は「現政府は経済政策と労働・教育・年金改革を黙々と遂行し、世界経済危機を克服している。今は尹錫悦政府に応援と激励を通じて力を与え、より良い未来に共に進む時だ」と声を高めた。
一方、先月20日に上がってきた‘尹錫悦大統領の弾劾訴追案の即時発議要請に関する請願’はこの日の同じ時刻に138万4000人ほどが同意した状態だった。当該請願を審査した法制司法委員会は19日と26日の2回にかけて、聴聞会を開くことを議決した。証人には、尹大統領の配偶者であるキム・ゴンヒ(金建希)夫人が採択された。
チョン・チョンレ(鄭清来)法制司法委員会委員長は「尹錫悦大統領弾劾の賛成も反対も国家の一大事だ。『尹錫悦大統領の弾劾反対請願聴聞会』を8月中に開催し、尹大統領をなぜ早く弾劾しなければならないのかを聞き、尹錫悦大統領をなぜ弾劾してはいけないのかも公平に聞いてみる」と述べた。
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