内需関連の指標は一部が不振だった。
5月の小売り販売は前月比0.2%減少した。耐久財(0.1%増)、非耐久財(0.7%増)が増加した一方、半耐久財(2.9%減)がマイナスとなった。同月のサービス業生産は前月比0.5%減少した。金融・保険(2.5%減)、情報通信(1.6%減)などの業種が振るわなかった。
5月の設備投資は4.1%の減少。運送装備(12.3%減)が大きく落ち込んだほか、機械類(1.0%減)もマイナスとなった。建設投資も4.6%減少した。
一方、輸出は好調が続いている。6月の輸出は前年同月比5.1%増加し、9カ月連続のプラスとなった。
ただ、5月の鉱工業生産は前月比1.2%減少した。
6月の消費者物価指数は前年同月比2.4%の上昇となった。政府はこれについて「安定した流れが続いている」と評価した。先月号では「物価上昇の勢いが鈍化している」としていた。
韓国政府は物価安定基調の早期定着や小規模事業者への支援、内需の強化など国民経済の安定に向けた経済政策と、小規模事業者や自営業者への金融支援を大幅に拡大するなどの政策を盛り込んだ「躍動経済ロードマップ」を並行して進めていくと説明した。
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