11日(現地時間)米国ウォールストリートジャーナルによると、国連は世界人口が2084年に102億9000万人で最大値に達した後、2100年には101億8000万人と下落傾向に入るという予想を盛り込んだ隔年制人口推定報告書を公開した。
報告書の人口見通しの資料によると、韓国の人口は2037年に5000万人を下回り、2060年には4000万人を下回る。2100年の人口数は約2200万7000人と推定された。
国連によると、世界中で女性は1990年代より、平均して一人の子供を産んでいない。現在、世界の半数以上の国で女性一人当たりの平均出産子供数が2.1人以下に減少している。
国連経済社会部イ・ジンファ事務次長は「一部の国で、出産率が以前に予想していたよりもはるかに低かった」とし「出産率が比較的高い一部地域でも出産率の減少がより速い」と明らかにした。
特に韓国は「出産率が非常に低い(ultra-low)国家」と言及された。国連は韓国、中国、イタリア、スペインなど国家の出産率が現在「最低水準」だと説明した。これらの国の女性一人当たりの平均出生児数は1.4人以下である。
韓国政府は2月に発表した「2023年人口動向調査出生・死亡統計(暫定)」の結果で、昨年の出生児数は23万人で、1970年の統計以来最低値だと説明した。
また、国連は2024年現在、中国、ドイツ、日本、ロシアを含む63カ国および地域で人口規模がピークを越えたと分析した。
一方、インド、アメリカ、インドネシア、ナイジェリア、パキスタンを含む126カ国の人口は2054年まで増加した後、2100年近くにピークを迎えると見通した。
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