産後ケア施設で生後9日の赤ちゃんを虐待...粉ミルクを飲まないため=韓国
産後ケア施設で生後9日の赤ちゃんを虐待...粉ミルクを飲まないため=韓国
韓国ソウル・カンソ(江西)区のある産後ケア施設に勤める50代の職員が生後9日の赤ちゃんを虐待した疑いで検察に送致された。

韓国「MBN」によると12日、4月にソウルのある産後ケア施設の職員50代のA氏が生後9日の男児を虐待した疑惑が浮上した。

4月に撮影された内部の防犯カメラには、子どもの暴行場面がそのまま映っている。

新生児を抱いたある女性は座ると、赤ちゃんの首が回るくらい強く頭を殴った。ベッドに横になっている別の子どもの顔も押して、赤ちゃんを見ないまま首を支えもせずに持ち上げた。

赤ちゃんの母親は廊下を通る途中、偶然に虐待の場面を目撃したことが伝えられた。

捜査の過程でA氏は、赤ちゃんが粉ミルクをあまり飲まなくなると、乱暴に赤ちゃんを扱った姿も確認された。

被害を受けた赤ちゃんの父親は、「生後9日になったときだ。窓から見ていると、子どもを洗濯物を絞るようにねじって、子どもを持ち上げるときも首も支えない状態で乱暴に」と当時の状況を説明した。

続けて、「左手で首をつかんで右手で食べさせる状況で、左手をとても荒々しく振る姿があったそうだ」と悔しさを吐露した。

両親は5月にA氏を警察に告訴した。

A氏は現在、この産後ケア施設を退社した状態だ。産後ケア施設側は「日常的なことではなく個人の逸脱か」という取材陣の質問に、「私が判断することではないと思う」として即答を避けた。

ソウル警察庁は先月21日、A氏を児童福祉法上の児童虐待の疑いでソウル中央地検に送致した。
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