野党は市民社会団体と共にこの日の午後、ソウル市のクァンファムン(光化門)で開催した‘拒否権の拒否汎国民大会’でチェ上等兵事件捜査外圧疑惑の真相究明を促す一方、尹大統領もこれに協力しなければならないと声を高めた。
パク・チャンデ(朴贊大)共に民主党代表職務代行兼院内代表は行事で「尹大統領は(チェ上等兵)特検法を悩むふりさえせずに拒否した。大統領の拒否権行使は自身が犯人だという自白だ」と述べた。
続けて「尹大統領は国民が与えた最後の機会まで投げ捨てた。大統領が拒否したのは特検法ではなく、大韓民国の主人である国民の命令だ」と強調した。
行事では、尹大統領の弾劾可能性を示唆する言及も出た。
朴職務代行は「国民の命令を履行しない大統領は大統領の資格がない。国民に逆らう大統領を国民が審判しよう」と述べた。
ファン・ウナ(黃雲夏)祖国革新党院内代表も「国会で再び発議した特別検事法に拒否権を行使したことを見ると『弾劾列車』に加速度がついた。この熱いアスファルトでされる皆さんの苦労がアスファルトが冷たくなる前に終わりそうな感じだ」と述べた。
キム・ジェヨン(金在姸)進歩党常任代表は「(特検法の拒否権行使は)尹大統領が誤った国政基調を変えるつもりはないと宣言したものだ。弾劾だの早期大統領選挙だのという言葉が空念仏に終わるという根拠のない自信で武装したものだ」と主張した。
なお、この日の行事には、共に民主党代表の再任に挑戦するイ・ジェミョン(李在明)候補も出席した。李候補は‘チェ上等兵特検法拒否強力糾弾’という文字が書かれたプラカードを持ち、参加者の発言と公演などを見守った。
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