上半期の日本路線利用者は前年同期比43.8%増の約1217万人。19年同期の約1122万人も上回り、上半期の過去最多を記録した。円安で日本を訪問する観光客が増えており、航空会社も旅客機の供給を19年と同レベルまで増やした。
米国路線も今年上半期、過去最多の約264万人が利用。19年同期の約227万人を15.5%上回った。
ほかにベトナム路線やシンガポール路線の好調が目立った。
一方、中国路線と欧州路線では回復が遅れている。上半期の中国路線利用者は約627万人と前年同期の3倍以上となったが、19年同期(約875万人)の71.7%にとどまっている。
欧州路線の利用者も約217万人で、19年上半期の70.7%だった。
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