「人生逆転には程遠い」...1128回ロト1等当選金は税引き後3.1億ウォン
「人生逆転には程遠い」...1128回ロト1等当選金は税引き後3.1億ウォン
1128回ロト1等に「過去最多」である63人が当選した中、それぞれ税引き後3億1000万ウォン(約3560万円)余りを受け取ることになりながら、否定的な世論が出ている。

ロト宝くじ運営会社である同行宝くじによると14日、前日に抽選した1128回ロト1等の当選番号は「1・5・8・16・28・33」に決定された。6つの当選番号を全て当てた1等は計63人となり、ロト過去最多を記録した。これまでの最多当選者は、2022年6月12日(1019回)の50人だった。

当選者が大量に出て、1等の当選金も4億1992万5560ウォン(約4820万円)にとどまった。これは過去2番目に少ない金額で、所得税の30%と住民税の3%を除いた実際の受領額は、3億1400万ウォン(約3560万円)程度になることが予想される。過去最低の当選金は2013年5月18日(546回)の4億954万ウォン(約4700万円)で、40人の当選者が出た。

過去最多の当選者であっても当選金が過去最低にならなかった理由は、最近ロトの販売額が増えたためだ。ロト当選金は販売額の50%を財源として分配される。

今回のロト1等の当選金が3億ウォン(約3560万円)の水準であることが伝えられると、SNSなどでは否定的な反応が出ている。「人生逆転には程遠い」、「ソウルではチョンセ(韓国特有の住宅制度で、まとまった金額を預けると家賃は不要で借りることができる)のマンションも探すのが難しい金額」、「当選金を上げるべき」、「当選金に掛かる税率を下げるべき」などの反応を示した。英国、フランス、カナダ、オーストラリア、日本などの国家は、宝くじ当選額に税金を課していない。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 99