ティーウェイ航空の旅客機(資料写真)=(聯合ニュース)
ティーウェイ航空の旅客機(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の格安航空会社(LCC)、ティーウェイ航空の大阪便で先月、旅客機が約11時間遅延した問題で、乗客152人が同社を相手取り計約9000万ウォン(約1000万円)の損害賠償を求める訴訟を起こす方針であることが15日、分かった。

 先月13日、ティーウェイ航空の仁川発大阪行きと大阪発仁川行きの便がいずれも約11時間遅れて出発した。当時、午後0時5分出発の予定だった便は搭乗が約4時間遅れ、乗客は搭乗後も約3時間機内で待機した後、旅客機を降りた。一部の乗客は呼吸困難などを訴え搭乗を断念し、残りの乗客も予定していた日程を取りやめるなど混乱が起きた。

 訴訟には仁川発大阪行きの便の乗客106人と大阪発仁川行きの便の乗客46人が参加する。

 原告側の弁護士は「遅延による精神的な損害に加え、予約していた日本のホテルなどを利用できず払い戻しもできなかった損害、深夜到着によるタクシー代など経済的損害に関する証拠書類を裁判所に提出する」と述べた。


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