「キム・ホジュン手法」再び…飲酒あおり運転後に逃走し高架下に落下=韓国
「キム・ホジュン手法」再び…飲酒あおり運転後に逃走し高架下に落下=韓国
あおり運転をして逃走し、高架橋の下に落下する事故を起こした飲酒運転手が車を捨てて再び逃走した後に捕まり、拘束令状が申請されたものの棄却された。

インチョン(仁川)ミチュホル(弥鄒忽)警察署は15日、道路交通法上の飲酒運転と特定犯罪加重処罰法上の逃走致傷の容疑で40代の男A容疑者に対する拘束令状を申請したものの、仁川地検は16日棄却した。補完捜査が必要だとの理由からだ。

A容疑者は14日午後9時23分ごろ、仁川市弥鄒忽区トファ(桃花)洞一帯で飲酒運転をし、道路に停車していたバイクに衝突した後、逃走した容疑を持たれている。

当時、バイクの運転手は信号待ちで停車したA容疑者の車に近づき、「なぜあおり運転をするのか」と抗議中だった。バイクの運転手は会話中、A容疑者から酒の臭いがしたため警察に通報したが、通報中にA容疑者は車を発進させ前にあったバイクに衝突し逃走した。

A容疑者は約1.2キロメートル離れたトン(東)区ソンリム(松林)洞まで逃走し、松林高架橋で車は3メートル下の林に落下した。

A容疑者は運転席から自力で脱出し、車を捨てて再び逃走した。

A容疑者は逃走から約2時間後の午後11時ごろ、事故現場から約350メートル離れた場所で警察に検挙された。

検挙当時、A容疑者の血中アルコール濃度は免許取り消しレベルの0.08%以上だった。

A容疑者は警察の調査で、「バイクの運転手と言い争ったことはなんとなく覚えているが、その後に発生した落下事故は酒に酔っていて覚えていない」と陳述した。

警察は捜査内容を補完し拘束令状を再申請する計画だ。

このように飲酒運転後に検挙を避け逃走する事例が最近相次いでいる。これに先立ち、トロット歌手のキム・ホジュンはことし5月、ソウル・カンナム(江南)で飲酒運転をして別の車に衝突した後、事故処理をせずに逃走した。キム・ホジュンは飲酒運転を認めたものの、検察は飲酒に対する客観的証拠を確保できなかったため飲酒運転の容疑は起訴できなかった。
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