デンマークでリコール対象となった「ブルダック炒め麺」シリーズの製品(デンマーク当局の発表文より)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
デンマークでリコール対象となった「ブルダック炒め麺」シリーズの製品(デンマーク当局の発表文より)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国食品大手の三養食品は16日、デンマーク政府がリコール(回収)の対象としていた同社の即席麺「ブルダック炒め麺」シリーズの製品3種のうち2種について15日(現地時間)にリコール措置を解除したと明らかにした。

 デンマーク当局は先月、トウガラシの辛味成分であるカプサイシンの含有量が非常に高いとして、「ブルダック炒め麺」シリーズの製品3種のリコール実施を決定した。

 三養食品は、デンマーク当局のカプサイシン含有量の測定方法に誤りがあったと反論する意見書を提出した。韓国食品医薬品安全処も同社とともに対応策を模索し、公式書簡を送った。

 デンマーク当局は公式書簡を通じて、食品医薬品安全処に対しリコール措置解除を説明した。該当製品2種は現地での販売が再開された。3種のうち最も辛い製品はリコール措置が維持され、引き続き販売が禁止される。

 同社関係者は、ブルダック炒め麺が韓国から輸出される食品の代表ブランドだとした上で、「今後はさらに体系的で安全な製品を提供していく」と述べた。


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