16日の閣議で発言する尹大統領(左)=(聯合ニュース)
16日の閣議で発言する尹大統領(左)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は17日、集中豪雨に対応するため、予定されていた中央地方協力会議を見送った。

 会議はこの日午後、中部の忠清南道で尹大統領や閣僚、地方自治体の首長らが出席して行われる予定だった。

 しかし、早朝から全国的に大雨が降り、大統領室をはじめ、中央政府、自治体が現場での対応に集中する必要があり、会議を見送ったとされる。

 大統領室関係者は「大統領はリアルタイムで全国の被害状況について報告を受け、各自治体トップに現場で被害の復旧と対応に万全を期すよう指示した」と伝えた。

 この日は首都圏を中心に大雨が降っており、気象庁はソウル市の全域に大雨警報を発令したほか、ソウルと京畿道の一部地域の住民に「大雨緊急災難(災害)メッセージ」を送信した。首都圏での同メッセージの送信は今年に入って初めて。


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