韓国の尹大統領、チェコ原発プロジェクトの受注に「世界最高の原発競争力が再び認められた」
韓国の尹大統領、チェコ原発プロジェクトの受注に「世界最高の原発競争力が再び認められた」
韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領は17日、韓国水力原子力がチェコ共和国の新規原発建設事業において優先交渉権を獲得したことに関し、「世界最高の韓国原発産業の競争力が世界市場で再び認められた」との見解を示した。

 韓国大統領室によると、尹大統領はこの日、チェコ政府による優先交渉対象者の選定が発表された直後、「チームコリアとなって共に努力した企業家や原発分野の従事者、政府関係者、そして一心に応援してくれた国民の皆さまに深く感謝する」と感謝の意を表した。

 尹大統領はさらに、「チームコリアの精神で最終契約に向け、最善を尽くすように」と指示した。

 尹大統領は就任以来、チェコとの正式な会談を重ね、韓国原発のセールス外交を積極的に展開してきたという。特に、先週米国で開催された北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席した際には、チェコのペトル・パヴェル大統領との会談を通じて、最終受注に向けた重要な議論を行ったと伝えられている。

 大統領室は、「2009年アラブ首長国連邦(UAE)のバラカ原発受注以来15年ぶりの快挙だ。原発の本場であるヨーロッパにわれわれの原発を輸出するための重要な足がかりとなった」と評価した。
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