気絶した女性を助けたら…100万ウォンを要求された=韓国
気絶した女性を助けたら…100万ウォンを要求された=韓国
車の中で気絶していた女性を助けた男性が、むしろ100万ウォン(約11万3000円)の賠償を請求されたとして、そのやるせない思いを主張した。

韓国のオンラインコミュニティ“ボベドリーム”に「本当に悔しく怒りがこみ上げ、この思いを訴えたくてこの文を書きます」というタイトルの内容があげられた。

この内容を書いたA氏は「去る14日、会社に行く途中、道路の真ん中に車が止まっているのをみた」とし「(車の中に)30代後半から40代前半とみられる女性が、口から泡を出し気絶していた」と綴った。

つづけて「(女性は)てんかんを起こしたような状態で、ドアを開けようとしたがロックがかかっていたので非常用ハンマーで窓を割り、女性を外へと運び救急車を呼んだ」と説明した。

A氏は「この様子は周りの方々もしっかり目撃していた」とし「人工呼吸や体をさすったりしようと思ったが、あまりよくないと思って一切しなかった」と綴った。

救急車が到着した後、電話番号を残し現場を去ったA氏に、翌日救助された女性の夫B氏から「妻を車の外に出す時、体を触らなかったか」という抗議の電話を受けた。

これに対しA氏は「車から外に運ぶ時、わきの下に腕を入れた。緊急の状況だったので仕方のない行動だった」と説明したという。

しかしB氏は「ドアの窓代30万ウォン(約3万3000円)、割れた窓により妻が傷を負ったので治療費70万ウォン(約8万円)を払ってほしい」として、計100万ウォンを要求した。

これにA氏は「100万ウォンを支払うのは難しいが、このことで記録が残ったり罪を認めてしまうことになるか心配だ」とし「もう一生、他人を助けはしない」と訴えた。

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