北朝鮮の「汚物風船」散布に韓国側、拡声器放送で対応
北朝鮮の「汚物風船」散布に韓国側、拡声器放送で対応
韓国軍は北朝鮮の「汚物風船」散布に対し、対北朝鮮拡声器放送で対応したと明らかにした。

 韓国合同参謀本部は19日、「韓国軍は北朝鮮の持続的な汚物風船散布に対して数回にわたり厳重警告したように、昨日夕方から今日未明まで汚物風船を飛ばした地域に対して拡声器放送での対応を実施した」と明らかにした。それとともに「今後の韓国軍の対応は全面的に北朝鮮の行動にかかっている」と指摘した。

 北朝鮮は前日、今年8回目の汚物風船を散布した。前回の汚物風船散布は約3週間前だった。今年だけで7回にわたって計2000個を超える汚物風船を南側に飛ばした。キム・ヨジョン労働党副部長は、14日と16日の2度の談話で、韓国側の民間団体の対北朝鮮ビラが北朝鮮で発見されたとし、「代価を覚悟しなければならない」と威嚇した。

 これに先立ち、韓国軍は先月8日、北朝鮮が3回目の汚物風船を散布すると、事前に予告した通り、9日、北朝鮮に対する拡声器放送を再開した。拡声器放送は、北朝鮮が最も恐れる心理戦手段の一つだ。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 88