米中西部のウィスコンシン州ミルウォーキーで開催された共和党全国大会に登場したトランプ氏=18日、ミルウォーキー(聯合ニュース)
米中西部のウィスコンシン州ミルウォーキーで開催された共和党全国大会に登場したトランプ氏=18日、ミルウォーキー(聯合ニュース)
【ワシントン聯合ニュース】トランプ米前大統領は18日(現地時間)、共和党全国大会で行った大統領候補の指名受諾演説で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)について「仲良くやった」と述べ、同氏との親密さを誇示した。

 トランプ氏は大統領在任中、金正恩氏と歴史的な初の米朝首脳会談を実現させた。2019年2月に開いた2回目の会談が物別れに終わり、実質的な成果は残せなかったが、退任するまで書簡を送り合い、金正恩氏と親交を続けた。

 トランプ氏は先月末、バイデン大統領と行ったテレビ討論会でも金正恩氏について言及していた。

 この日の演説でトランプ氏は、「多くの核兵器を持っている者と仲良くできるのは良いこと」として、「私は北朝鮮のミサイル発射を中断させた」と主張した。また北朝鮮は再び挑発を続けているが、金正恩氏と再会すれば「仲良くやる」と表明。「私のことを懐かしがっていると思う」と強調した。


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