韓国外相の出席する「ARF」…「北朝鮮外相も出席するか」注目

韓国のチョ・テヨル（趙兌烈）外相はASEAN（東南アジア諸国連合）関連の外相会議に出席するため、25～28日にラオスのヴィエンチャンを訪問する。チョ外相にとっては初のASEAN関連会議である。

今回のASEAN関連会議は、26日に「韓-ASEAN外相会議」、27日には「ASEANプラス3（日中韓）外相会議」と「EAS（東アジア首脳会議）」・「ARF（ASEAN地域安保フォーラム）」が開かれる。

韓国外交部（省）の報道官は、18日の定例会見で「朝鮮半島非核化のためASEANなどの国際社会との協力を再確認し、われわれの対北政策に対する理解と支持を拡大するきっかけになるものと期待する」と伝えた。

特に、北朝鮮が唯一出席する域内地域安保協議体であるARFに、チェ・ソンヒ（崔善姫）北朝鮮外相が出席するかが注目される。

北朝鮮と友好的な関係を続けてきたラオスは、ことしASEAN議長国を担当していることから、北朝鮮の参加を勧めてきたことが伝えられている。

また、ことしはARF創立30周年であることからより一層、27の対話相手国と主要友邦国の参加が重要である。

ただ現在のところ、ラオス側からチェ外相の出席について公式な言及はない状況である。