北朝鮮、日本の朝鮮大学生140人への「訪北」を許可…韓国統一省「韓国国籍者、手続きの順守を」

“日本にある朝鮮大学校の生徒140人が8月末に訪北する”という報道について、韓国統一部（省）は「在外国民のうち韓国籍を持つ方がいれば、実定法に違反することのないようお願いする」と伝えた。

韓国統一部の報道官は22日の定例会見で、今回の報道について「特別お話しする内容はない」としながらも、先のように語った。

報道官は「報道がもし事実であるなら、在外国民のうち韓国籍を持った方が北朝鮮を訪問する際、わが国の南北交流協力法の手続きにしたがって、申告や承認などをしなければならない」と説明した。

毎日新聞は「キム・ジョンウン（金正恩）北朝鮮総書記は『朝鮮総連（在日親北団体である在日本朝鮮人総連合会）系の朝鮮大学校4年生約140人による8月末以降の訪北を許可する』という特別許可を下した」と報道した。

学生たちは8月から11月まで順次北朝鮮を訪問し、約1か月間滞在する予定である。

毎日新聞は「北朝鮮側は『韓国籍の学生も北朝鮮の訪問が可能だ』と説明しているという」と伝えた。