スタートアップへの投資が縮小、2年で77％減＝韓国

韓国スタートアップ業界の発展に向けた取り組みを行う非営利組織、スタートアップ・アライアンスは「プラットフォーム・スタートアップの投資動向」を発表した。検索エンジンやSNS、デジタルコンテンツなど、オンラインプラットフォームサービスを構築、提供するプラットフォーム・スタートアップへの投資額は、2021年の314件5兆4925億ウォン（約6195億1115万円）から、2023年には216件1兆2486億ウォン（約1407億7267万円）へと、77.2％減少した。

全体の投資市場でプラットフォーム投資が占める割合は、2021年7～9月期の55.7％から2023年10～12月期は8.9％まで低下している。さらにプラットフォーム投資市場で2023年までの3年間、10億ウォン（約1兆1268億円）未満および非公開による投資が増加した半面、投資額が100憶ウォン（約11兆2707億円）以上の割合は2021年の16.6％から2023年には7.9％へと大幅に減少した。

今回の調査対象は、ベンチャーキャピタルやコーポレート・ベンチャーキャピタル、アクセラレータ、金融機関など外部からの投資を受けるスタートアップのうち、プラットフォームサービスを提供する企業だ。